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MediaTek、Cortex-A15とA7コアを2基ずつ搭載したクアッドコアSoC

7月29日(現地時間)発表

 台湾MediaTekは29日(現地時間)、ARM Cortex-A15およびA7コアを2基ずつ搭載したタブレット向けSoC「MT8135」を発表した。

 性能と低消費電力を両立させるためARMが提唱するbig.LITTLEアーキテクチャに基づくSoCで、性能はそこそこで極端に消費電力の小さいA7と、高性能なA15を組み合わせている。性能とエネルギー効率の利点を最大限に引き出すという、順応型熱管理と、双方向電源管理を組み合わせたスケジューラアルゴリズムを導入し、4つのコアへは同時アクセスが可能で、異種コアではあるがクアッドコアとして動作する。

 GPUコアには、ImaginationのPowerVR Series 6を採用。このほか、Wi-Fi、Bluetooth 4.0、GPS、FMラジオなどの機能を統合する。

(若杉 紀彦)