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Intel、低消費電力化したHaswell向け高性能SSD「SSD 530」

~スリープ時の消費電力は200μW

「SSD 530」(2.5インチ)
7月24日(現地時間)発表

 米Intelは24日(現地時間)、Haslwell向けの低消費電力/高性能SSD「SSD 530」を発表した。

 フォームファクタは、2.5インチ7mm厚、mSATA、M.2の3種類があり、容量はそれぞれ80/120/180/240/360/480GB、80/120/180/240GB、80/120/180/360GB。

 20nmのIntel製NANDフラッシュMLCを採用。性能は概ね現行の「SSD 520」、「SSD 525」と同等だが、消費電力を大幅に削減。動作時の消費電力はSSD 520が850mW、SSD 525が300mWなのに対し、SSD 530は2.5インチが195mW、mSATAとM.2が140mW、アイドル時はそれぞれ600mW、250mW、125mW、55mWとなる。また、Haswellと組み合わせることで、SATA-IOが規定する「DevSleep」と呼ばれるより深いスリープモードを利用でき、このときの消費電力は2.5インチが5mW、mSATAとM.2が200μWと、マイクロワット台にまで抑えられる。

 性能は全てのフォームファクタと容量で共通で、連続読み込みが540MB/sec、連続書き込みが490MB/sec、ランダム読み込みが41,000IOPS、ランダム書き込みが80,000IOPS。

(若杉 紀彦)