サンディスク、19nm NANDフラッシュ採用の法人向け高速SSD

　サンディスク株式会社は3日、高速性と省電力性を特徴とする法人向けSSD「X210 SSD」を発表した。ラインナップは128/256/512GBの3モデル。同社コマーシャルビジネスチャネルや、国内正規代理店のシネックスインフォテックを通じて販売する。

　データセンターおよび、企業内のPCへの導入を想定した製品。NANDフラッシュメモリは同社の19nmプロセスMLCを採用。アクセス速度は、連続読み込みが最大505MB/sec、連続書き込みが最大470MB/sec、ランダム読み込みが最大89,000IOPS、ランダム書き込みが最大60,000IOPS。DevSleepに対応し、Haswell PCではスリープ時の消費電力を4.8～15mWに抑えられる。動作時の消費電力も110mWと低い。

　耐久性は80TBW以上。インターフェイスはSATA 3.1。サイズは2.5インチ7mm厚。重量は128GBが54g、256/512GBが57g。