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Micron、16nmプロセス/128GbitのNANDフラッシュをサンプル出荷開始

7月16日(現地時間) 発表

16nm/128Gbitの300mmウェハ

 米Micron Technologyは16日(現地時間)、16nmプロセス製造で、業界最小となる128Gbit MLC NANDフラッシュメモリの出荷を開始したことを発表した。

 16nmプロセスはフラッシュメモリではなく半導体デバイス全体として最も先進的なプロセスであり、今回発表した128GbitのMLCチップは業界最小かつ最も低コストであるとしている。ちなみに、ダイサイズは公表されていないが、300mmウェハから約6TB分のチップを製造できるという。

 現在、特定の顧客に向けてサンプル出荷が行なわれており、チップの製品化は2013年第4四半期を予定。2014年には本チップを搭載したSSD製品が予定されている。このほか本チップのターゲットデバイスとして、USBメモリ、タブレットやスマートフォン、スリムモバイルPC、データセンターストレージなどが挙げられている。

(多和田 新也)