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“マウスの父”、ダグラス・エンゲルバート博士が逝去
(2013/7/4 12:54)
スイスLogitechは3日(現地時間)、マウスを発明したことで知られるダグラス・エンゲルバート氏が死去したことを公表。同社ブログにおいて、CEOのブラッケン・ダレル氏による追悼文を掲載している。享年88。
ダグラス・エンゲルバート氏は1925年生まれ。GUIの操作には欠かせないデバイスであるマウスの発明を始め、現在のコンピュータの基礎となる技術を多数考案したことで知られる。
特にスタンフォード研究所(SRI:Stanford Research Institute)在籍時に、oNLine System(NLS)を開発。1968年12月に同システムを用いて、リモートネットワーク、画面を共有したコラボレーション、ビデオ会議、ハイパーテキスト、インタラクティブなテキスト編集といった作業を、マウスを使って作業したデモは「The Mother of All Demos」(全てのデモの母)と呼ばれ、今なお伝説的なものとなっている。