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レノボ、トラックポイント・キーボードのBluetooth版

ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード
6月25日 発売

価格:14,175円

 レノボ・ジャパン株式会社は、Thinkシリーズの純正アクセサリとして、Bluetooth接続の「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」を6月25日より発売する。価格は14,175円。

 トラックポイント付きキーボードとして初というワイヤレスの製品。接続はBluetoothで、本体内蔵のNFCを使って、NFC内蔵PCをかざしてペアリングが行なえる。1月の2013 International CESで英語配列モデルが展示されていたが、国内では日本語配列、英語配列の両方が販売される。日本のユーザーの要望に応え製品化したという。

英語配列
日本語配列
奥側に傾斜スタンドを装備。耐久性試験も実施済み

 ThinkPad Tシリーズのキーボードをベースに開発。キーピッチは19.05mm、キーストロークは2±0.2mm。メンブレンシートの下にあるアルミのベースプレートに穴を設け、ショックアブソーバーとして機能させ、従来の弾かれる感触をソフトにしたという。また、Thinkの名称を冠しているため、ThinkPadなどと同様に、剛性や加重、スイッチ耐久などの各種テスト、規定値以下の静音性、飲料水を使った防滴テストなどを実施している。

 システム要件はBluetoothホストを持つPC、レノボとして動作を確認しているOSは、Windows XP/Vista/7/8。他のBluetoothキーボード対応機器では、キーボードだけが動作したり、トラックポイントも動作するが中クリックが動かなかったりと、機器によってすべての機能を期待できない場合がある。

 電源はバッテリを内蔵。フル充電で約30日の動作が可能としている。充電用のMicro USB-USBケーブルが付属する。本体サイズは305.5×164×13.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は460g。

 同様の形状で、バッテリとNFC無しの有線タイプ(USB接続)の「ThinkPad トラックポイント・キーボード」も同時発売する。価格は8,400円。こちらも日本語配列、英語配列が用意される。

 いずれも、レノボ直販および量販店内のレノボ・カスタムショップで販売。発売を記念して、後者のカスタムショップで購入したユーザーを対象にキャンペーンを実施する。抽選で「巨大トラックポイント・チェアー」(1名)、「ThinkPad特製日本手ぬぐい」(10名)、「ThinkPad特製トートバッグ」(100名)が当たる。

 また、ThinkPad向けのアクセサリとして「ThinkPad ノイズ・キャンセリング・イヤホン」も発売。ケーブルの途中にあるマイクで音を拾い、騒音を約92%カットするという。通常のマイクとして、ビデオ会議などでも利用できる。イヤフォンはカナル型。ThinkPadロゴ入りポーチ、飛行機のイヤフォンジャックに挿せる変換アダプタ、ケーブルクリップ、音声/マイク用Yアダプタなどが付属する。価格は9,975円。

ThinkPad ノイズ・キャンセリング・イヤホン

(山田 幸治)