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Qualcomm、Snapdragon 800プロセッサなどの詳細情報を公開

2月20日(現地時間)発表

 米Qualcommは20日(現地時間)、携帯端末向け次期SoC「Snapdragon 800」などの詳細情報を公開した。

 最上位のSnapdragon 800は、CPUコアが最大2.3GHz駆動のクアッドコアKrait 400、GPUコアがAdreno 330。4KのUltraHD動画のデコードが可能で、端末上では2,560×2,048ドット、外部出力はUltraHDに対応する。

 インターフェイスに、3G/4Gモデム、USB 3.0、Bluetooth 4.0、IEEE 802.11n/ac(2.4/5GHz)、GPS、3D対応5,500万画素カメラを搭載。プロセス技術は28nm HPm。

 このほか、音声で端末を操作するSnapdragon Voice Activation機能、通常よりも75%高速に充電するQuick Charge 2.0(2014年前半対応予定)機能に対応する。

 Snapdragon 600は、CPUコアが最大1.9GHz駆動のクアッドコアKrait 300、GPUコアがAdreno 320。フルHD動画のデコードが可能で、端末上では2,048×1,536ドット、外部出力はフルHDに対応する。

 インターフェイスに、USB 2.0、Bluetooth 4.0、IEEE 802.11n/ac(2.4/5GHz)、GPS、3D対応2,100万画素カメラを搭載。プロセス技術は28nm LP。

 Snapdragon 400は、CPUコアが最大1.7GHz駆動のデュアルコアKraitか最大1.4GHz駆動のクアッドコアCortex-A7、GPUコアがAdreno 305。インターフェイスにモデム、1,350万画素カメラなどを搭載。

 Snapdragon 200は、CPUコアが最大1.4GHz駆動のクアッドコアCortex-A5、GPUコアがAdreno 203。インターフェイスにモデム、800万画素カメラなどを搭載。

(若杉 紀彦)