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Qualcomm、最高2.5GHzで動作するスマホ/タブレット向けSoC「Snapdragon 805」

11月20日(現地時間) 発表

 米Qualcommは20日(現地時間)、スマートフォン/タブレット向けSoC「Snapdragon」シリーズの最上位モデルとなる「Snapdragon 805」を発表した。サンプル提供は開始しており、2014年前半には搭載デバイスが登場する見込みとしている。

 CPUコアに最大2.5GHz動作が可能なKrait 450のクアッド構成(SnapdragonはKrait 400)。メモリ帯域幅は25.6GB/secと広帯域化した。

 GPUコアもAdreno 330からAdreno 420となり、端末搭載液晶への4K出力に対応。3D描画のハードウェアテッセレーションとジオメトリ処理をサポートする。また、H.265/HEVCの動画デコードにも対応する。

 このほか、イメージセンサーからの入力を処理するイメージ処理プロセッサもGpixel/secのスループットへと性能を強化したという。

(多和田 新也)