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UQ、認定開設計画を前倒し達成、人口カバー率94%へ

 UQコミュニケーションズ株式会社は12月3日、当初の屋外基地局設置計画を大幅に前倒しして達成し、人口カバー率は94%に達したと発表した。

 UQは2007年12月21日に総務大臣より2.5GHz帯周波数を使用する特定基地局開設計画の認定を受けて以来、サービスエリアを順次拡大してきた。2012年11月末時点の屋外基地局設置数は21,340局で、2012年度末で18,600局を予定していた従来計画を大幅に上回った。

 これにより、計画した全1,161市町村のエリアカバーを完了し、人口カバー率は約94%に達した。契約者数も385万超と、計画の325万を超え、2012年7月から単月黒字に転じたことから、2012年度での単年度黒字化はほぼ確実に達成できる見込みとしている。

 今後はさらなるサービスを提供すべく、既存のWiMAXとシームレスに利用できる「WiMAX 2+」(仮称)の導入について検討を進める。そのため総務省に新たに20MHz幅の周波数割り当てを求めており、WiMAX 2+で導入する予定としている。

(劉 尭)