UQ、TD-LTEと互換性のあるWiMAX Release 2.1規格を導入

10月31日 発表



 UQコミュニケーションズ株式会社は31日、次世代サービス規格として「WiMAX Release 2.1」を採用する方向で検討に入ったと発表した。

 WiMAX Release 2.1では既存のWiMAX規格と互換性を保ちながら高速化を図り、さらにはTD-LTE方式との互換性を取り入れた規格。米国時間30日にWiMAX Forumで規格が発表され、各モデムメーカーがWiMAXとLTEのシングルチップソリューションの開発を明らかにしている。

 UQはこの規格の採用により次世代WiMAXサービス「WiMAX 2+(仮称)」の提供の検討に着手。同社はデータ通信量の増大に伴う周波数逼迫に対し、総務省に新たな20MHz幅の周波数割り当てを求めており、WiMAX Release 2.1ではその新規周波数帯で導入する予定としている。

(2012年 10月 31日)

[Reported by 劉 尭]