ASUSTeK Computerは、AMD Aシリーズ用Socket FM2を搭載したマザーボード「F2Aシリーズ」4製品を10月2日より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。

　AMD A85Xチップセット搭載機が3製品で10月2日発売。残りの1製品はAMD A55チップセット搭載機で10月上旬発売。共通の特徴として、デジタル電源回路、電力管理チップを搭載し、安定性と高いオーバークロック性能を謳う。また、「F2A85-V PRO」および「F2A85-M PRO」は、独立したクロックジェネレータを搭載し、よりオーバークロック性能を強化している。

　このほか、高度なファンコントローラ「Fax Xpert」や、CPU/メモリなどがなくてもUSBメモリだけでEFI BIOSを更新できる「USB BIOS Flashback」機能を搭載し、新CPUに載せ替えた時でも柔軟に対応できる。

　F2A85-V PROの主な仕様は、チップセットがAMD A85X、対応メモリがDDR3-1866×4(最大64GB)、拡張スロットがPCI Express 2.0 x16×3、同x1×2、PCI×2、ストレージインターフェイスがSATA 6Gbps×7、eSATA 6Gbps×1。このほか、USB 3.0×6、USB 2.0×10、DisplayPort、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピンなどを装備。電源はデジタル6+2+2フェーズ。フォームファクタはATX。店頭予想価格は14,000円前後。

　F2A85-M PROの主な仕様は、チップセットがAMD A85X、対応メモリがDDR3-1866×4(最大64GB)、拡張スロットがPCI Express 2.0 x16×2、同x1×2、ストレージインターフェイスがSATA 6Gbps×7、eSATA 6Gbps×1。このほか、USB 3.0×6、USB 2.0×10、DisplayPort、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピンなどを装備。電源はデジタル4+2+アナログ1フェーズ。フォームファクタはmicroATX。店頭予想価格は12,000円前後。

　「F2A85-M」の主な仕様は、チップセットがAMD A85X、対応メモリがDDR3-1866×4(最大64GB)、拡張スロットがPCI Express 2.0 x16×2、同x1×1、PCI×1、ストレージインターフェイスがSATA 6Gbps×7、eSATA 6Gbps×1。このほか、USB 3.0×4、USB 2.0×10、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピンなどを装備。電源はデジタル4+2+アナログ1フェーズ。フォームファクタはmicroATX。店頭予想価格は9,500円前後。

　「F2A55-M LK PLUS」の主な仕様は、チップセットがAMD A55、対応メモリがDDR3-1866×2(最大32GB)、拡張スロットがPCI Express 2.0 x16×1、同x1×2、PCI×1、ストレージインターフェイスがSATA 3Gbps×6。このほか、USB 2.0×10、DVI-D、ミニD-Sub15ピンなどを装備。電源はデジタル3+2+アナログ1フェーズ。フォームファクタはmicroATX。店頭予想価格は6,500円前後。

「F2A85-M PRO」	「F2A85-M」	「F2A55-M LK PLUS」