株式会社東芝は、13.3型Ultrabook「dynabook R632」と13.3型モバイルノート「dynabook R732」の2012年夏モデルを6月15日より発売する。価格はオープンプライス。
両製品ともに、デュアルコアのIntel第3世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載。SSDモデルはSATA 6Gbps対応SSDを搭載し、リード/ライトともに大幅に高速化した。採用SSDは6月4日に発表された同社の新製品とみられる。
●dynabook R632dynabook R632は本体色を追加。これまでのアルティメットシルバーに加えて、シャンパンゴールドの2色展開となった。
新色のシャンパンゴールド | アルティメットシルバー |
付属のACアダプタは、従来から体積を約3割カットした小型タイプに変更。高速スタートは約7秒起動に速くなり、Webカメラで人を検知してディスプレイを切る「TOSHIBA Active Display Off」機能を追加した。
店頭モデルは「R632/23F」の1モデル。店頭予想価格は14万円前後の見込み。
主な仕様は、Core i5-3317U(1.70GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 128GB、Intel HM76 Expressチップセット、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載。
インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN(Intel WiDi対応)、WiMAX、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、指紋センサー、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズは約316×227×8.3~15.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.12kg。
●dynabook R732光学ドライブ搭載のdynabook R732は、液晶パネルを高輝度タイプに変更し、USB 3.0を1ポート増やした。店頭モデルは3モデル用意される。本体色はグラファイトブラック、シャンパンゴールドの2色ずつ。
dynabook R732 グラファイトブラック | dynabook R732 シャンパンゴールド |
上位の「R732/39F」は、Core i7-3520M vPro(2.90GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 128GB、Intel QM77 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶、Windows 7 Professional(SP1、64bit/32bit選択可)、Office Home and Business 2010を搭載し、店頭予想価格は20万円前後の見込み。重量は約1.35kg。
インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0/eSATA共用ポート、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、WiMAX、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDXCカードスロット、ExpressCard/54スロット、指紋センサー、130万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。TPMセキュリティチップを内蔵する。
中位の「R732/38F」は、Core i5-3210M(2.50GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 128GB、Intel HM76 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載し、店頭予想価格は18万円前後の見込み。重量は約1.34kg。
下位の「R732/36F」は、R732/38FのSSDをHDD 640GBに変更し、店頭予想価格は15万円前後の見込み。重量は約1.43kg。
インターフェイスはR732/39Fとほぼ同じだが、無線LANがIEEE 802.11b/g/nで、5GHz帯は非対応。
バッテリ駆動時間は、SSDモデルが約13時間、HDDモデルが約11時間。オプションの「バッテリパック92AA」装着時は順に約18時間、約16時間。
本体サイズは約316×227×18.3~26.6mm(同)。
(2012年 6月 11日)
[Reported by 山田 幸治]