株式会社東芝は、13.3型モバイルノートPC「dynabook R731」シリーズの春モデルを1月下旬より発売する。価格はオープンプライス。スペック別に4モデルを発売。本体色はグラファイトブラック、シャンパンゴールドの2色。
上位3モデルは軽量・高輝度タイプのLEDバックライト液晶パネルを搭載し、SSDモデルの重量が約1.29kgになった。2011年の春モデルは最上位で軽量パネルを搭載し、重量は約1.29kgだったが、夏/秋冬モデルは軽量タイプではなかったため、最軽量モデルでも120g重い約1.41kgだった。このほか、一部スペック、Webカメラが30万画素から130万画素に強化された。
グラファイトブラック | シャンパンゴールド |
最上位の「R731/39E」は、Core i7-2640M vPro(2.80GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 128GB、Intel QM67 Express、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶、Windows 7 Professional(SP1、32bit/64bitセレクタブルOS)、Office Home and Business 2010を搭載。店頭予想価格は20万円前後の見込み。
インターフェイスはUSB 3.0×1、USB 2.0×2(1つはeSATA共用)、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、WiMAX、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDXCカードスロット、ExpressCard/54スロット、指紋センサー、130万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。TPMセキュリティチップを内蔵する。
上位の「R731/38E」は、Core i5-2520M(2.50GHz、同)、メモリ8GB、SSD 128GB、Intel HM65 Expressチップセット、Windows 7 Home Premiumを搭載し、店頭予想価格は18万円前後の見込み。
中位の「R731/37E」は、R731/38Eからメモリ4GB、ストレージをHDD 640GBに変更し、店頭予想価格は16万円台半ばの見込み。重量は約1.37kg。
下位モデル「R731/36E」は、R731/37EからCPUをCore i5-2450M(2.50GHz、同)、液晶パネルを軽量・高輝度ではないLED液晶にした構成で、店頭予想価格は15万円前後の見込み。重量は約1.49kg。
下位3モデルは、インターフェイスはほぼ同等だが、無線LANが2.4GHz帯のみとなる。また個人向け機能として、液晶TV/BDレコーダ「レグザ」で録画した番組を視聴できる「レグザリンク・シェア」を搭載。放送中の番組視聴や録画番組の持ち出しはアップデートで対応予定。
バッテリ駆動時間は、SSDモデルが約13時間、HDDモデルが約11時間。オプションで大容量バッテリが用意される。本体サイズは約316×227×18.3~26.6mm(幅×奥行き×高さ)。
(2012年 1月 23日)
[Reported by 山田 幸治]