ASUSTeK、オーバークロック向けのIntel X79搭載microATXマザー

Rampage IV GENE

2月10日 発売
価格:オープンプライス



 ASUSTeK Computerは、オーバークロック向けのIntel X79 Express搭載microATXマザーボード「Rampage IV GENE」を2月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後の見込み。

 オーバークロック/ハイエンドゲーミング向けの「R.O.G.」シリーズに属するmicroATXマザーボード。コンデンサは一般固体コンデンサの5倍の寿命を持つニチコンのGTシリーズを採用。また、90%高効率の「NexFET Power Block MOSFET」や、50Aに対応する「Black Metalilic Choke」などを搭載し、電源回路の設計にこだわった。

 電源はデジタルスイッチング方式の「Extreme Engine Digi+ II」を採用し、スイッチング周波数は300kHz~1,100kHzの範囲でカスタマイズ可能。CPUだけでなく、メモリ用の電源回路もデジタル方式となっている。

 また、サウンド部は独自の「SupremeFX III」を搭載。基板上のデジタルエリアとアナログエリアを分けて設計し、オーディオ関連の部品や配線をアナログエリアのみに搭載。アナログ信号配線を基板内の1枚のレイヤーに集め、オーディオチップにノイズシールドカバーをかぶせることでノイズを抑えた。さらに、1,500μFの大容量コンデンサ、金メッキのオーディオ端子などを備える。ソフトウェアではSound Blaster X-Fi 2をサポートする。

 ネットワークチップはIntelのGigabit Ethernet対応「82579V」を採用。独自の「Game First」技術に対応し、ネットワークを流れる通信データのうち、ゲームデータの優先度を上げることができる。

 ソケットはLGA2011で、対応CPUはCore i7。メモリスロットはDDR3×4基で、速度は最大2,400MHz、容量は最大32GBまでをサポートする。拡張スロットはPCI Express x16(3.0/2.0)×3、PCI Express x4(2.0)×1。ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×4、SATA 3Gbps×3。

 バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×8、eSATA、Gigabit Ethernet、PS/2、S/PDIF出力、音声入出力などを備える。また、CMOSクリアボタンを搭載する。


(2012年 2月 9日)

[Reported by 劉 尭]