株式会社シネックスは、EVGA製のGeForce GTX 560 Tiを2基搭載したビデオカード「EVGA GeForce GTX 560 Ti 2Win」を限定発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は53,000円前後の見込み。

　ハイミドルレンジ向けのGeForce GTX 560 Tiを2基搭載し、デュアルGPUモードで動作させることで、実売価格で同価格帯のGeForce GTX 580を30%上回る性能を実現したモデル。同社の測定によれば、3DMark11 Extreme PresetsでGeForce GTX 590に迫る性能を実現している。

　また、3系統のDual Link対応DVI出力と、1系統のMini HDMI出力を搭載。3D Vision対応のディスプレイを3台までサポートし、3D Vision Surround環境を構築できる。さらに、3D Vision Surroundを無効にすることで最大4画面の出力が可能。

　ファンは3連で、ヒートパイプを組み合わせたヒートシンクを使用。2.5スロット分占有するが、GPUの冷却効率と静音性を高めた。

　主な仕様は、コアクロックが850MHz、SPクロックが1,700MHz。メモリはGDDR5で、容量は2GB(1GB×2)、クロックは4,008MHz、バス幅は合計512bit(256bit×2)。最大消費電力は350Wで、電源はPCI Express用8ピンを2基使用する。

電源はPCI Express用8ピンを2個使用。	3連ファンを搭載する	付属品など