ASUS、Tegra 3搭載の合体式タブレット「Eee Pad Transformer Prime」
~Android 4.0へのアップグレード対応

「Eee Pad Transformer Prime」

12月1日(現地時間)発表



 台湾ASUSTeKは1日(現地時間)、世界で初めてTegra 3を搭載する、キーボード着脱式Androidタブレット「Eee Pad Transformer Prime」を正式発表した。

 クアッドコアであるNVIDIA Tegra 3を他社に先駆けて搭載するタブレット。シリーズ前製品同様、専用の着脱式キーボードが付属し、タブレットスタイルだけでなく、クラムシェルノートPCのように、キーボード+タッチパッドで操作ができる。また、キーボードドックには、USB 2.0、SDカードスロット、セカンドバッテリも搭載する。

 液晶は1,280×800ドットの10.1型と変わっていないが、本体サイズは263×180.8×8.3mm(幅×奥行き×高さ、タブレットのみ)と薄型化され、重量も680gから586g(タブレットのみ)に軽量化している。その一方で、本体のみのバッテリ駆動時間は約9.5時間から12時間に伸びている。ドックのサイズは263×180.3×8~10.4mm(同)で、ドック接続時のバッテリ駆動時間は約18時間。本体色はブラウン系からパープル系とシルバー系の2モデルに変わっている。

 OSはAndroid 3.2だが、4.0へのアップグレード対応がすでに表明されている。このほかメモリ1GB、ストレージ32/64GBを搭載。インターフェイスは、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、前面120万画素カメラ、背面800万画素カメラ、音声端子、micro HDMI、microSDカードスロットを搭載。センサー類は、重力センサー、光センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、GPSを搭載。

パープル系の側面天板シルバー系の天板

(2011年 12月 1日)

[Reported by 若杉 紀彦]