Antec、実売13,800円のXL-ATX対応ケース「ELEVEN HUNDRED」
~静音重視の「P280」も実売14,800円

ELEVEN HUNDRED

11月19日 発売
価格:オープンプライス



 株式会社リンクスインターナショナルは、Antec製のXL-ATX対応ケース「ELEVEN HUNDRED」、「P280」を11月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は前者が13,800円前後、後者が14,800円前後の見込み。

 いずれもXL-ATX対応ながら低価格なケース。ELEVEN HUNDREDは「Nine Hundred」系列と同様、前面メッシュ構造で通気性を高めたほか、アクリルのサイドパネルで内部が見える。一方P280は「P180」系列と同様、側面に2層の防音パネルを備え、静音性を高めた。

 いずれも拡張スロットは9基で、GIGABYTEなどで使われているXL-ATXマザーボードをサポート。またマザーボードのCPU部分をくりぬき、マザーボードを取り付けた状態でもバックパネルを使用するCPUクーラーの着脱ができる。さらに、マザーボード背面にケーブルを配線できるケーブルオーガナイザー、ツールレス機構、吸気部のダストフィルタを装備する。

 ELEVEN HUNDREDは上面に200mm角ファンを1基、背面に120mm角ファンを1基装備。オプションで合計7基の120mm角ファンを追加できる。拡張ベイは5インチ×3、3.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×2。フロントインターフェイスにUSB 3.0×2、USB 2.0×1、音声入出力を備える。本体サイズは237×546×527mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11kg。

ELEVEN HUNDREDの拡張スロット部ELEVEN HUNDREDの内部

 P280は上面に120mm角ファンを2基、背面に120mm角ファンを1基装備。オプションで合計4基の120mm角ファンをを追加できる。拡張ベイおよびインターフェイスはELEVEN HUNDREDと同じ。本体サイズは231×562×526mm(同)、重量は約12kg。

P280P280の内部拡張ベイはツールレス機構

 このほか、Antecの80PLUS BRONZE認証430W電源「EA-430 GREEN」、500W電源「EA-500 GREEN」も同時発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ5,980円前後、7,480円前後の見込み。

EA-430 GREENEA-500 GREEN

(2011年 11月 18日)

[Reported by 劉 尭]