米Hewlett-Packard(HP)は9日(現地時間)、webOSを搭載する9.7型タブレット「Touch Pad」を7月1日より米国で発売すると発表した。価格は16GBモデルが499.99ドル、32GBモデルが599.99ドル。
webOSは買収したPalmが開発した携帯端末向けOSで、TouchPadはそれを初めて搭載するタブレットとなる。米国に続き、欧州やカナダでも近日発売予定で、アジア太平洋地域では下半期に出荷の予定。ただし、日本は予定に含まれていない。
CPUはQualcomm Snapdragon APQ8060(1.2GHz、デュアルコア)、液晶は1,024×768ドット表示/マルチタッチ対応9.7型。ストレージは16GB/32GB。インターフェイスは、130万画素前面カメラ、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、microUSB 2.0、音声入出力などを装備。センサーは光センサー、加速度センサー、コンパス、ジャイロスコープを内蔵。また、米国ではAT&Tの3Gモデルも今夏発売予定。
本体サイズは190×240×13.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は740g。
(2011年 6月 10日)
[Reported by 若杉 紀彦]