株式会社オウルテックは、Seasonic製の460Wファンレス電源「SS-460FL」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後の見込み。

　80PLUS GOLD認証で高い変換効率を持ち、30度以下の環境で定格460W、40度以下の環境で定格370Wの出力を実現した。ただし、いずれの環境においてもケース内のエアフローを十分に確保することを前提としている。

　ハニカム構造のメッシュを採用し、通気性を高めたほか、すべてのケーブルをプラグイン式とし、ケース内のエアフローを改善できる。また、コンバータとコネクタを1つの基板にまとめる「VRM」を採用することで電力損失を抑えたほか、出力電圧に対する負荷の変動を二次側のみで監視するDC/DCコンバータを採用し、処理速度を高めることで電圧の変動を極力抑えたという。

　このほか、日本メーカー製の105℃アルミ電解コンデンサ/固体コンデンサの採用や、1年間の新品交換保証などで高い信頼性を謳っている。

　コネクタは、メイン用20+4ピン×1、ATX12V用4+4ピン×1、PCI Express用6+2ピン×2、ペリフェラル用4ピン×5、SATA用×5、ペリフェラル用4ピン→FDD用4ピン×2。各ラインの出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが38A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。

　本体サイズは150×160×86mm(幅×奥行き×高さ)。