ASUSTeK Computerは2日、Intel 6シリーズを搭載したマザーボードの不具合に関して、日本における対応を発表した。
Intel 6シリーズチップセットのSATA 3Gbpsポートは、設計上の問題により時間経過とともに品質が低下する不具合が存在する。ASUSTeKではこの不具合に対応するため、Intel P67/H67を搭載したマザーボードの交換を行なうことを2月1日(台湾時間)に発表したが、今回日本でも対応すると正式に発表した。
今回リリースで、交換時期と解決版製品の出荷時期について、「およそ4月~5月の予定」になることを明らかにした。具体的な交換方法についてはまだ確定していない。対象製品は下記の通り。
○Intel P67 Express搭載モデル
・Maximus IV Extreme
・P8P67 WS Revolution
・P8P67 Deluxe
・P8P67 EVO
・P8P67
・P8P67 LE
・P8P67-M
○Intel H67 Express搭載モデル
・P8H67-V
・P8H67-M EVO
・P8H67-M PRO
・P8H67-M
・P8H67-M LE
なお、6GbpsのSATAポートとeSATAポートはこの問題を受けないため、これらのポートに接続することで回避できる。また、Marvell製チップやJMicron製のSATAチップを搭載する製品の場合、これらのポートでも影響を受けない。ただしMarvell製チップの場合、OSの起動はできないとしている。
また、2月に発売を予定していたIntel P67 Express搭載の「SABERTOOTH P67」、およびIntel H67 Expressを搭載した「P8H67-I」の発売を延期した。
(2011年 2月 3日)
[Reported by 劉 尭]