株式会社ナナオは、マルチタッチに対応した23型液晶ディスプレイ「FlexScan T2351W-L」を15日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は69,800円。

　赤外線光学イメージング方式を採用し、Windows 7のマルチタッチに対応したモデル。使い方に応じて角度を6段階に調整可能な新スタンド「LaidBack Stand(レイドバックスタンド)」を採用し、チルト角を深めることで、読書スタイルでの閲覧/操作が可能となった。また、表面に硬度6Mohsの強化ガラスを採用する。

LaidBack Standの採用で、チルト角を6段階に調節できる
本体左側面	最も倒した状態

　紙の見え方に近い色味とコントラストに調整できる「Paperモード」、周囲の明るさに応じて画面輝度を調整する「Auto EcoView」などを搭載し、目への負担を抑えられるという。

　このほかの基本性能は「FlexScan EV2334W」を踏襲し、ゲーム向けの「Gameモード」を搭載し、解像感を強調する「Power Resolution」、コントラスト感を強調する「Power Gamma」が有効になる。さらに最小遅延1フレーム以下、10bitルックアップテーブルなどの特徴を備える。

　主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、最大表示色が約1,677万色、輝度が265cd/平方m、コントラスト比が3,000:1、応答速度が25ms(中間色7ms)、視野角が上下/左右ともに178度。パネルはグレア。

　インターフェイスは、HDMI、DVI-D、ミニD-Su15ピンの3系統。ステレオミニジャック入力とヘッドフォン出力を備える。

　本体サイズは557×194～367×204.5～375.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.6kg。本体色はブラック(型番末尾:-LBK)とグレイブラック(-LGB)の2種類が用意される。タッチペンが付属する。

ブラックモデル	付属のタッチペン