アップル、Mac miniをマイナーチェンジ
~Snow Leopard Serverモデルも登場

Mac mini

10月21日 受注開始
アップルストア価格:62,900円~



 アップルは小型のボックス型Macintosh「Mac mini」をモデルチェンジし、受注を開始した。

 基本的な仕様は3月に発売されたNVIDIA GeForce 9400Mベースの製品から変わっておらず、CPUの強化とメモリ/HDDの増量が中心となっている。

 また、Mac OS X Server(Snow Leopard Server)搭載のサーバーモデルが用意される。

 機種構成は2モデル。下位モデルのアップルストア価格は62,900円に値下げされた。Core 2 Duo(2.26GHz)、GeForce 9400M統合GPU、2GB DDR3メモリ、160GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載する。

 インターフェイスは、Mini DisplayPort(アダプタ別売)、mini-DVI(アダプタ付属)、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、USB 2.0×5、IEEE 1394b×1、音声入出力を装備する。

 本体サイズは165.1×165.1×50.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.31kgで、従来モデルと変わらない。従来のMac mini同様、キーボードやマウスは付属しない。ソフトウェアはMac OS X Snow LeopardとiLife '09が付属する。

 上位モデルは、CPUが2.53GHz、メモリが4GB、HDDが320GBに強化される。アップルストア価格は84,900円とこちらも値下げされた。

 サーバーモデルは、上位モデルをベースにHDDを500GB×2に強化し、Mac OS X Server Snow Leopardがプリインストールされる。光学ドライブは搭載されない。アップルストア価格は104,900円。

【お詫びと訂正】初出時にサーバーモデルのHDDを500GBとしておりましたが、正しくは500GB×2です。お詫びして訂正させていただきます。

(2009年 10月 21日)

[Reported by 伊達 浩二]