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ASUS、メモリ倍増でパワーアップした約5万円の10.1型2in1

TransBook T100 Chi

 ASUSは、10.1型2in1「TransBook T100 Chi」(型番:T100CHI-Z3795)を27日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は49,800円の見込み(税込53,784円)。

【訂正】初出時に旧モデルのディスプレイ解像度をフルHDとしておりましたが、今回のモデルと同じWUXGAでした。お詫びして訂正させていただきます。

 TransBook T100 Chiは、昨年(2015年)の2月に発表された製品で、旧型番のT100CHI-3775SではCPUにAtom Z3775(1.46GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載していたものの、今回はAtom Z3795(1.59GHz、ビデオ機能内蔵)に置き換えられた。また、メモリを4GBに倍増し、OSはWindows 8.1 with BingからWindows 10 Homeへと変更された。

 タブレットとキーボード部分は分離式で、脱着をスムーズにするマグネットヒンジを採用。天板は厚みを抑えつつ堅牢性を高めたアルミニウム合金で構成し、ディスプレイ面にはサファイア並みの堅さを誇るという特殊ガラスを実装している。

 このほか、Microsoft Office Mobileがプリンストールした。

 主な仕様は、CPUがAtom Z3795、メモリ4GB、eMMC 64GB、ディスプレイは10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)解像度のタッチ操作対応IPS式光沢液晶、OSはWindows 10 Home。

 タブレット側のインターフェイスは、Micro USB 3.0、Micro USB、microSDXCカードスロット、Micro HDMI、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、200万画素前面/500万画素背面カメラ、1W+1Wスピーカー、マイク入力、ヘッドフォンジャック。キーボード側は充電専用のMicro USBポートを備える。

 タブレット側に2セル、キーボード側に1セルのリチウムポリマーバッテリを搭載。バッテリ駆動時間は約8.2時間で、キーボードドックのみの駆動時間は約40時間。搭載センサーは、加速度、ジャイロ、磁気、環境光の4つ。

 本体サイズ/重量は、タブレットのみで265×174.5×7.2mm(幅×奥行き×高さ)/約570g、ドッキング状態では高さが13.2mmになり、重量は約1.08kgになる。

(中村 真司)