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ASUS、世界最薄の12.5型WQHD Windowsタブレット
~同シリーズの10.1型/8.9型もラインナップ
(2015/2/13 14:09)
ASUSは、12.5型で世界最薄など、薄さにこだわった2-in-1着脱式Windowsタブレット「TransBook Chi」シリーズ3機種を2月20日より順次発売する。13日に行なわれた製品発表会では、台湾本社会長のジョニー・シー氏が製品紹介を行なった。
「Chi」は「気」の中国語読みで、シー氏は「空気より強い、見えないエネルギー」と表現。そして、「(TransBook)Chiは(MacBook)Airよりも薄い」と製品の薄さを訴求した。
12.5型「TransBook T300Chi」
「TransBook T300Chi」は、タブレット部の厚さが7.6mmで12.5型として世界最薄を謳う。重量は約720g。磁石でくっつき、折りたたみ可能なヒンジを備えるBluetoothキーボードが付属し、キーボード装着時の厚みは16.7mm、重量は約1.42kgとなる。
上位モデルは2,560×1,440ドット(WQHD)の液晶を搭載し、PPIは235に達する。また、色域はNTSC非72%をカバー。このほか、フルレンジデュアルスピーカーにより音質も高めている。
プロセッサはBroadwell-YことCore Mを採用し、Tablet Markに基づく性能はiPad Airに対して2倍、PCMark 8ではSurface Pro 3のCore i3モデルの1.3倍に及ぶという。ストレージは書き込みが276.3MB/sec、読み込みが436.7MB/secの高速SSDを採用する。
3モデルが用意され、Core M-5Y71(1.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 128GB、解像度WQHD、Windows 8.1(64bit)の最上位モデルは2月20日発売で、税別店頭予想価格は139,800円前後。
Core M-5Y10(800MHz、同)、メモリ4GB、SSD 128GB、解像度1,920×1,080ドット、Windows 8.1(同)の中位モデルは3月6日発売で、99,800円前後。そのOffice付きモデルは124,800円前後。
インターフェイスとセンサー類は、タブレット本体にMicro HDMI出力、Micro USB 3.0、SDXCカードスロット、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、92万画素前面カメラ、音声入出力、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサーなどを装備。キーボードにはMicro USBを備える。
タブレットの本体サイズは317.8×191.6×7.6mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリ駆動時間は上位モデルが約6.6時間、下位モデルが約7.7時間。
10.1型「TransBook T100Chi」
TransBook T100Chiもヒンジ付きキーボード付属の2-in-1で、今回のTransBook Chiシリーズで最も薄い12.7mmが特徴の10.1型モデル。キーボード込みの重量は約1.08kg。
主な仕様は、Atom Z3775(1.46GHz、同)、メモリ2GB、ストレージ64GB、1,920×1,200ドット液晶、Windows 8.1 with Bing、Office Home and Business 2013を搭載。発売は2月20日で、73,800円前後。
インターフェイスとセンサー類は、タブレット本体にMicro HDMI出力、Micro USB 3.0、Micro USB 2.0、SDXCカードスロット、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、200万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、音声入出力、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー、磁気センサーなどを装備。キーボードにはMicro USBを備える。
タブレットの本体サイズは265×174.5×7.2mm(同)、重量は約570g。バッテリ駆動時間は約8.7時間。
8.9型「TransBook T90Chi」
TransBook T90Chiは、ピュアタブレットに近い8.9型の小型製品。こちらもヒンジ付きキーボードが付属するが、このサイズで折りたたみ可能なフルWindowsノートPCになる製品は最近では珍しい。折りたたみ時の厚みは16.5mm、合計重量は約750g。
上位モデルの主な仕様は、Atom Z3775、メモリ2GB、ストレージ64GB、1,280×800ドット液晶、Windows 8.1 with Bing、Office Home and Business 2013を搭載し、59,800円。下位モデルはストレージを32GBに変更、Officeを省略し、45,800円。発売はいずれも3月上旬。
インターフェイスとセンサー類は、タブレット本体にMicro USB 2.0、SDXCカードスロット、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、200万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、音声入出力、加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー、磁気センサーなどを装備。キーボードにはMicro USBを備える。
タブレットの本体サイズは241×137×7.5mm(同)、重量は約400g。バッテリ駆動時間は約9.9時間。