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Synology、2コアCPUで転送速度を高速化した1ベイNAS
(2016/5/16 12:25)
台湾Synologyは13日、個人や小型オフィスなど、少人数のワークグループ向けの1ベイNAS「DiskStation DS116」を発表した。税別店頭予想価格は2万円台前半の見込み。
CPUにMarvell Armada 385 88F6820(2コア、1.8GHz)を採用。専用のハードウェア暗号化エンジンの搭載により、前モデルから暗号化データのリード速度で241%(112MB/sec)、ライト速度で364%(93MB/sec)相当に高速化したとしている。なお、非暗号化時のリード速度は112MB/sec、同ライトが111MB/secとなっている。
OSは同社独自の「DSM」(DiskStation Manager)を搭載し、GUIによる直感的な操作が可能なほか、セキュリティ機能やファイル同期機能など、NASの使い勝手を向上させる各種ユーティリティをアドオン方式で導入できる「パッケージセンター」を利用できる。
搭載メモリは1GB DDR3。外部インターフェイスは、Gigabit Ethernet、USB 3.0×2、内部インターフェイスはSATA 6Gbpsで、3.5/2.5インチドライブ(2.5インチは別売のディスクホルダーが必要)が装着可能。
本体サイズは166×71×224mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は0.7kg。