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Windows 10アップデートで動作が異常に遅くなる可能性
~10日リリースの「KB3156421」が対象
(2016/5/11 12:23)
Windows 10最新の累積アップデート「KB3156421」にて、インストール後にWindows 10の動作が異常に遅くなってしまう可能性があるとの情報が10日、MicrosoftのJohn Wink氏よりソーシャル掲示板のRedditに寄せられた。
累積アップデートの「KB3156421」は、Microsoftが10日にリリースしたもので、OSのビルドでは「10586.318」が該当する。これらのアップデートはInsider Preview向けではなく、一般利用のOSバージョン1511向けなので多くのユーザーが対象となる。手元のPCにはまだこのアップデートが来ておらず、OSビルドは10586.218のままだが、すぐにアップデートが降ってくると思われる。
冒頭で述べた“動作が異常に遅くなる”症状は全てのPCに起きているわけではないようだが、もしこの症状が発生した場合、John Wink氏が紹介している以下の方法で緩和する可能性がある。
この手順から分かるように、パーソナルアシスタントのCortanaが不具合の原因を誘発してしまう模様。KB3156421にはPDFファイルを開いた際のメモリリーク改善などといった多くのバグフィックスも含まれているため、早急に修正が望まれる。