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サンディスク、IP55準拠の防滴・防塵ポータブルSSD

~USB 3.1でリード/ライト850MB/sec、容量約2TBの高速大容量モデルも

「Extreme 510」

 サンディスク株式会社は、USB 3.0接続のポータブル外付けSSDドライブ3製品を発表した。価格はオープンプライスで、2月から4月にかけて順次発売する。

 主にアウトドアで写真/映像撮影を行なうユーザーを対象としたハイエンド寄りの製品で、高耐久性や高速性を備えており、プロのカメラマンなどからのフィードバックを色濃く反映して製品化したことも特徴。利用率の高いHDDに代わる堅牢で信頼性重視のポータブルストレージとして普及を狙う。

 発表された内の2製品「Extreme 500」と「Extreme 510」は同形状で、74×74×11mm(幅×奥行き×高さ)という持ち運びやすいコンパクトさや、耐久性重視の外装を採用した堅牢ドライブとなっている。重量も約40gと軽い。接続にはUSB 3.0インターフェイスを使用する。

 筐体の材質はプラスチックで、側面部の周囲にゴム製クッションを取り付けることで落下時の衝撃によるダメージを軽減する役割を備える。また、Extreme 510 はIEC規格のIP55(防滴・防塵)性能を備えており、水がかかったり砂埃にまみれてもデバイス内部を保護できるため、屋外でも積極的に使用できる。

 Extreme 500は120GB/240GB/480GBの3モデルを展開し、税別店頭予想価格は順に15,000円、20,000円、35,000円の見込み。一方のExtreme 510は480GBモデルのみを用意し、38,000円の見込み。発売はExtreme 500が2月、Extreme 510が4月を予定している。

 転送速度は、120GB/240GBモデルがリード415MB/sec、ライト340MB/sec。480GBモデルはリード430MB/sec、ライト400MB/secで若干高速な仕様。

「Extreme 500」

 「Extreme 900」は、USB 3.1接続に対応し、リードおよびライトが850MB/secという高速性や、最大1.92TBの大容量をウリとする。

 外で大量データを頻繁にバックアップするプロやハイアマチュアのカメラマンなどをターゲットにしており、表面にアルミ素材を採用しつつ、側面部をゴムで構成することで耐衝撃性を高めている。

 容量別に480GB/960GB/1.92TBの3モデルをラインナップし、税別店頭予想価格は順に45,000円、75,000円、120,000円の見込み。発売は4月を予定している。

 本体サイズは130×88×17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約164g。

「Extreme 900」

(中村 真司)