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デル、スリムゲーミングPC「ALIENWARE X51」にSkylakeを搭載
~オプションで水冷も選択可能に
(2015/9/15 12:19)
デル株式会社は、スリムゲーミングPC「ALIENWARE X51」のSkylake搭載モデルを発売した。
ALIENWARE X51は、Mini-ITXフォームファクタを採用し、95×318×343mm(幅×奥行き×高さ)のスリム筐体に、デスクトップPCクラスのCPUとビデオカードを詰め込んだ高性能デスクトップ。これまでHaswellを搭載していたが、新たにSkylakeに一新され、DDR4メモリを採用。
また、上位モデルは簡易水冷も搭載可能となった。水冷を搭載する場合光学ドライブは搭載できない。薄型筐体の中で水冷を実現するために、ブロアーファンを備えていると見られる(製品写真では山洋電気の「San Ace B97」)。
M.2のPCI Express SSDを搭載するスペースをビデオカード用ドーターカードの裏面に備えており、ビデオカードの性能をスポイルしないよう、別のPCI Expressレーンで接続される。このほかは従来通り、「コマンドセンター4.0」でAlienFXライティングのコントロールなどが可能。
基本構成は4モデルを用意。スタンダードは、Core i5-6400(3.2GHz)、メモリ8GB、Intel Z170チップセット、GeForce GTX 745ビデオカード(4GB)、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows 10 Home、240W電源を搭載し、価格は129,980円(税別/送料込み)。
プレミアムは、上記からCPUをCore i7-6700(3.4GHz)、ビデオカードをGeForce GTX 960(2GB)、電源を330Wに強化し、価格は169,980円(同)。
プラチナは、プレミアムからCPUをCore i7-6700K(4GHz)に変更し、DVDスーパーマルチドライブの代わりに水冷を搭載。価格は179,980円(同)。
スプレマシーは、プラチナからメモリを16GB、HDDを2TBに強化し、256GBのPCI Express接続のSSDを追加。価格は219,980円。なお、Core i7-6700K搭載モデルはオーバークロックに対応し、最大4.4GHz駆動に対応するという。
インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.1×2、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI 1.4出力、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth音声入出力などを備える。重量は約5.5kg。