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OCZ、初の東芝製TLC NAND/コントローラ搭載の2.5インチSSD

~TLC NANDでも高耐久性を実現

「Trion 100」

 株式会社アスクは、OCZ製SSD「Trion 100」シリーズを発売する。ストレージ容量は120/240/480/960GBの4モデルを用意。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格はそれぞれ9,000円前後、14,000円前後、32,000円前後、53,000円前後の見込み。発売日は8月末から9月初旬の予定。

 Trion 100シリーズは、OCZ初のTLC NANDを採用した2.5インチSSD。東芝製A19nm TLC NAND、東芝製コントローラを採用することで、シーケンシャルリード最大550MB/s、ライト最大530MB/s、4Kランダム最大読み込み90,000IOPSを実現。TLC NAND採用SSDとしては高い耐久性を誇り、保証書込容量は最大容量モデルで240TBW(Total Byte Written)。約3年間使用し続けた場合で、219GB/日の書き込みができる耐久性を謳う。

 低消費電力かつ軽量のため、ノートPCなどのモバイルデバイスへの搭載にも最適としている。本体にはSSDの寿命監視やメンテナンスができるOCZ製SSDツール「SSD Guru」が付属する。

 最大転送速度などの主な仕様は下表の通り。インターフェイスは共通でSATA 6Gbps、サイズは69.85×100×7mmで、重量は48g。消費電力はスリープ時6mW、アイドル時830mW、アクティブ時4.8Wとなっている。

容量120GB240GB480GB960GB
シーケンシャルリード550MB/sec
シーケンシャルライト450MB/s520MB/s530MB/s
ランダム4Kリード79,000 IOPS90,000 IOPS
ランダム4Kライト25,000 IOPS43,000 IOPS54,000 IOPS64,000 IOPS
ダーティライト2,200 IOPS3,200 IOPS3,600 IOPS
耐久性(3年間使用時目安)27GB/日55GB/日110GB/日219GB/日

(佐藤 岳大)