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OCZ、デュアルポートで2台のホストに同時接続できるU.2 SSD
~「Z-Drive 6000」シリーズとして4モデルを展開
(2016/3/11 13:39)
株式会社東芝傘下の米OCZ Storage Solutionsは10日(現地時間)、U.2インターフェイスを採用するNVMe対応エンタープライズ向けSSD「Z-Drive 6000」シリーズを発表した。
リード特化の「Z-Drive 6000」のほか、リード/ライト向けの「Z-Drive 6300」と「Z-Drive 6300 Max Capacity」、そしてPCI Expressスロットに挿して使用するHHHL版の「Z-Drive 6300 AIC」をラインナップ。容量はモデルによって異なるが、800GBから最大6.4TBまで用意されている。使用しているNANDは東芝A19nmのMLCおよびeMLC。
U.2モデルの特徴として、U.2インターフェイスを2基備えていることが挙げられ、2台のホストから同時にアクセスして共有することが可能。アクセス経路を冗長化できることをウリとし、1つの経路にトラブルが発生した際でもQoS(Quality of Service)を維持できるとする。なお、U.2インターフェイスはそれぞれPCI Expressの4レーンを2分割して利用する。
参考例として、Z-Drive 6000とZ-Drive 6300の主な仕様は下表の通り。
800GB | 1.6TB | 3.2TB | |
---|---|---|---|
シーケンシャルリード | 2.2GB/sec | 2.7GB/sec | |
シーケンシャルライト | 1.2GB/sec | 1.8GB/sec | 1.7GB/sec |
ランダム4Kリード | 575,000IOPS | 700,000IOPS | |
ランダム4Kライト | 110,000IOPS | 150,000IOPS | 140,000IOPS |
800GB | 1.6TB | 3.2TB | |
---|---|---|---|
シーケンシャルリード | 2GB/sec | 2.7GB/sec | |
シーケンシャルライト | 0.9GB/sec | 1.5GB/sec | 1.4GB/sec |
ランダム4Kリード | 570,000IOPS | 700,000IOPS | |
ランダム4Kライト | 85,000IOPS | 140,000IOPS | 125,000IOPS |
出荷時期などに関しては不明。