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ASUS、白+赤のクーラーカバーを搭載した外排気の「GTX 960 Turbo」

~3基のファンを搭載したGTX 980 Tiカードも

 台湾ASUSは、白と赤のクーラーカバーを備えた外排気型のGeForce GTX 960ビデオカード「GTX 960 Turbo(Special Edition)」(型番:TURBO-GTX960-OC-2GD5)の製品情報を公開した。
 基板より長いブロワー型ファンを搭載し、基板の上下両方から空気を取り入れ外排気を行なう。従来より10%広い放熱面積により10%の冷却性向上を実現し、コアのベースクロックを1,190MHz、Boostクロックを1,253MHzまで高めた(標準はそれぞれ1,126MHz/1,178MHz)。

 白をベースに赤を入れたアクセントのクーラーカバーも特徴。ファンはデュアルボールベアリングで、4倍の寿命を謳う。独自の固体コンデンサやチョークコイルを採用した「Super Alloy Power」電源回路を備える。

 そのほかの仕様は、CUDAコア数が1,024基、メモリがGDDR5で、バス幅は128bit、容量は2GB、クロックは7,010MHz。ディスプレイインターフェイスはDisplayPort×3、HDMI、DVI-I。補助電源はPCI Express用6ピンを1基使用する。

DirectCU III採用のGTX 980 Tiビデオカードも

Strix GTX 980 Ti

 このほか、「DirectCU III」技術を採用したGeForce GTX 980 Tiビデオカード「Strix GTX 980 Ti」も発表した。3基のファンを搭載し冷却性を向上させるとともに、GPU温度が65℃以下の場合は回転しないため静音性にも優れる。

 製造は完全に機械自動化されたという「AUTO-EXTREME」を採用し、個体差をなくし不良率を低減。ハンダ付けの跡がないフラットな背面も特徴。電源は14フェーズでオーバークロック耐性を高めた。

 動作クロックは2つのプリセットが用意され、ゲームモードはコアのベースクロックが1,190MHz、Boostクロックが1,291MHz。OCモードはコアのベースクロックが1,216MHz、Boostクロックが1,317MHzとなる。

 そのほかの仕様は、CUDAコア数が2,816基、メモリがGDDR5で、バス幅は384bit、容量は6GB、クロックは7,200MHz。ディスプレイインターフェイスはDisplayPort×3、HDMI、DVI-I。補助電源はPCI Express用8ピン×2。

(劉 尭)