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ギターエフェクターを模したUSBフットペダル

~ノブにプリセットを割り当て可能

「Tone Pedal+」

 株式会社ビット・トレード・ワンは、ギターエフェクターのストンプボックスにそっくりな佇まいのUSBフットペダル「Tone Pedal+」を6月26日に発売する。価格はオープンプライスで、予想税別価格は12,800円前後の見込み。

 アルミダイキャストによる本格的な作りで、2つのノブとペダルスイッチを備え、一見しただけでは音楽用のものと区別が付かない。電源はUSBバスパワーを使用する。

 特徴は、Windows上で動く独自ツールを利用して、ノブにマウス/キーボード/ジョイパッドの操作を割り当て可能なところ。ノブは4段階のダイヤル式で、4プリセットを登録でき、「TONE1」と「TONE2」の2つのノブで合計8プリセットを設定できる。

 フットペダルを押すことで、TONE1およびTONE2に登録した機能が同時に実行される。そのため、TONE1だけの機能を使いたい場合には、TONE2に「割り当て無し」をセットする必要がある。なお、広報担当者によると、デフォルトではキーボードの1、2、3、4が割り当てられており、ギター演奏用のゲーム「ロックスミス」のトーン切り替えとして利用できるそうだ。

 ノブに登録可能な機能は、以下の通り。

  • マウス
    左クリック、右クリック、ダブルクリック、ホイールクリック、ホイール上/下
  • キーボード
    任意のキー(Ctrlなどと組み合わせ可能)
  • ジョイパッド
    ハットスイッチ、左右アナログスティック、ボタン1~13

 登録したプリセットは本体内のメモリに保存され、ほかのPCに繋いでも、設定した動作を実行する。

 また、1基分のUSB Hub備えており、同社によるとストンプボックスとしての佇まいを守るためにあえて数を抑えたとのこと。ロックスミスのリアルトーンケーブルや、USBギターなども接続できるとしている。

 インターフェイスは、USB 2.0オス、USB 2.0メス、4段階ノブ×2、フットスイッチ×1。本体サイズは64×112×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約260g。実装から組み立てまで、すべて熟練の日本技術者が国内で行なっていると言う。

正面
パッケージ
使用イメージ

(中村 真司)