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レノボ、ThinkPad X121eなどのバッテリを自主回収

ThinkPad X121e

 レノボ・ジャパン株式会社は22日、2010年2月から2012年6月までの期間に出荷された一部ThinkPadおよびオプションバッテリの自主回収を行なうと発表した。

 日本国内では事故などの事象は報告されていないが、ごく稀に安全上の問題が発生する可能性があるとし、自主回収を行なう。

 対象は、PCがThinkPad Edge 11/Edge 13、ThinkPad E120/E125/E420/E425/E430/E520/E525/E530、ThinkPad T410/T420/T510/T520/W510/W520/L412/L420/L520、ThinkPad X100e/X120e/X121e/X130e/X131e/X200/X201/X201i/X201s/X220/X220i、およびX220 Tablet/X220i Tabletシリーズ。オプションバッテリが、43R9254/43R9255/51J0500/57Y4186/57Y4487/57Y4558/57Y4559/57Y4564/57Y4565/0A36282/0A36283/0A36286/0A36290/0A36292/0A36311。

 無償交換の対象となる可能性のあるバッテリパックの部品番号(ASM P/N)は、42T4695、42T4711、42T4798、42T4804、42T4812、42T4816、42T4828、42T4834、42T4840、42T4862、42T4868、42T880、42T4890、42T4944、42T4948、42T4954、42T4958、45N1050。

 対象かどうかは、同社が提供している判別プログラム「自動ソリューション」をインストールし、実行することで確認できる。また何らかの原因で自動ソリューションが利用できない場合は、同社ホームページ上でバッテリのバーコードナンバーなどを入力することで確認できる。

 対象だった場合そのまま交換プログラムへの申し込みが可能。申し込み後約1週間でレノボから交換のバッテリが送付されるので、古いバッテリをその箱に梱包し、返送用伝票を貼り付けて返送する。交換用バッテリには90日間の保証が付く。

 なお、新しいバッテリが送付されるまで、バッテリを外し、ACアダプタでの利用を呼びかけている。

 同社は2014年3月にもバッテリの自主回収を行なっているが、今回のものと合わせて、国内で合計約3万台が回収対象となる。

(劉 尭)