ニュース

NEC PC、15.6型液晶搭載の新フォームファクタPC「LaVie Hybrid Frista」

「LaVie Hybrid Frista」(ピュアブラック)

 NECパーソナルコンピュータ株式会社(NEC PC)は、1月6日(米国時間)より米ラスベガスで開催された2015 International CESで披露した新フォームファクタの製品「LaVie Hybrid Frista」を、2月上旬に発売する。価格はオープンプライス。

 液晶一体型PCに近いデザインながら、15.6型液晶や光学ドライブ、バッテリを搭載しており、15型級の据え置き型ノートPCの代替として提案する。

 PC本体部となる台座に、フルHD(1,920×1,080ドット)表示/タッチ対応15.6型液晶が備えられたスタイルで、液晶部は最大で水平までチルト調整可能。いずれもBluetooth接続となるキーボード、マウスも付属し、キーボードは本体部に収納することができる。

 ディスプレイはタッチ操作に対応するほか、音声で検索やPCの操作を行なえる「LaVieボイス」がプリインストールされる。

「LaVie Hybrid Frista」(ピュアホワイト)

 ラインナップは3モデル。全モデル共通で、HDD 1TB、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載する。

 最上位の「HF750/AAB」は、Core i7-5500U(2.4GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、BDXLドライブ、フルHD/タッチ対応15.6型スーパーシャインビューLED-EX2 IPS液晶を搭載。税別店頭予想価格は204,800円前後の見込み。本体色はピュアブラックのみ。

 「HF350」シリーズは、Core i3-5005U(2GHz、同)、メモリ4GB、BDXLドライブ、フルHD/タッチ対応15.6型スーパーシャインビューLED IPS液晶の構成で、税別店頭予想価格は174,800円前後の見込み。本体色はピュアブラック(型名:HF350/AAB)とピュアホワイト(同:HF350/AAW)の2色。

 「HF150」シリーズは、Celeron 3205U(1.5GHz、同)、メモリ4GB、DVDスーパーマルチドライブ、フルHD/タッチ対応15.6型スーパーシャインビューLED IPS液晶の構成で、税別店頭予想価格は144,800円前後の見込み。本体色はピュアブラック(同:HF150/AAB)とピュアホワイト(同:HF150/AAW)の2色。

 インターフェイスは、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、SDXCカードスロット(UHS-II対応)、92万画素Webカメラ、USB 3.0×2、HDMI出力、音声入出力、1.5W+1.5Wスピーカー(ヤマハ AudioEngine搭載)を備える。IEEE 802.11ac無線LANは、HF750/350は867Mbps対応、HF150は433Mbps対応。

 バッテリ駆動時間(JETIA測定法2.0)はHF750/AABが約1.5時間、HF350/150シリーズが約1.7時間。

 本体サイズは380×160~270×39.9~286mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.8kg(キーボード含む)。

キーボード収納時(ピュアブラック)
キーボード収納時(ピュアホワイト)

(多和田 新也)