ブラザー、リチウムバッテリ/無線LAN内蔵のモバイルスキャナ

　ブラザーは、リチウムイオンバッテリを内蔵し、無線LANも搭載するモバイルスキャナ「MDS-820W」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライス。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.7以降。

　リチウムイオンバッテリを搭載し、電源のない場所でも利用できるモバイルスキャナ。1回の充電で約450回のスキャンが可能(無線LANオフ時)。また、無線LAN機能を内蔵し、スマートフォンやタブレットのWebブラウザまたは専用のスマートフォンアプリ「ScanHub」を利用することで、スキャンデータを直接転送できる。

　重量は電池搭載時で480g。SDカードスロットも備えており、スキャンしたデータをPCレスで直接SDカードに保存できる。1.2型の液晶も備え、操作性を向上させた。

　センサーはCISで、給紙は手差し、スキャンは片面のみ。解像度は最大600×600dpi(ソフトウェア補間により最大1,200×1,200dpiに対応)、出力階調はモノクロ8bit/カラー24bit。スキャン速度は150/200/300dpi時が8秒/枚、600dpi時が15秒/枚。対応用紙サイズは55～215.9×90～812.8mm(幅×長さ)。

　インターフェイスはUSB 2.0、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズは308×52.5×40.7mm(幅×奥行き×高さ)。