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エプソン、単3形電池4本で駆動可能なドキュメントスキャナ
~Wi-Fi搭載で直接スマートフォンやタブレットに転送
(2014/5/15 11:00)
エプソンは、単3形電池4本で駆動可能なモバイルドキュメントスキャナ「DS-40」を22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円台半ばの見込み。
外出先でのスキャンが多い営業部門や、オンサイトサービスが多いエンジニア向けのスキャナ。本体サイズは296×69×43mm(幅×奥行き×高さ)、重量は515g(電池含まず)で、持ち運びが容易。単3形電池4本で駆動可能な設計を採用し、アルカリ乾電池使用時でA4用紙を約250枚スキャンできる。スキャンは片面のみ。
Wi-Fi機能を内蔵しているのも特徴で、「Epson DocumentScan」を通してiOSやAndroid端末へ直接スキャンデータを送れる。本体には不揮発性メモリを搭載せず、データはアプリケーション側で生成し、セキュリティ性を高めた。従来の「DS-30」と比較して、スキャンスピードは13秒/枚から8.5秒/枚に約35%高速化。また、給紙ガイドも加わった。
主な仕様は、センサーがCIS、光源がRGB 3色LED、解像度が75~1,200dpi(光学解像度は600dpi)。対応用紙はA4、USレター、リーガル、長尺紙(216×914mm)で、ADFは搭載しない。出力フォーマットは、JPEG、TIFF、Multi-TIFF、BMP(Windowsのみ)、PICT(Macのみ)、PDF。
IEEE 802.11b/g/n無線LANは、アクセスポイントとして動作するAPモードのほか、無線ルータの下にぶら下がる形のWi-Fiモードにも対応。また、USB 2.0経由でのスキャンも可能(USBバスパワー利用)。
ソフトウェアは、スキャンソフト「Epson Scan」、メディアドライブ製名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリングエントリー4」など。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1、およびMac OS X 10.5.8、iOS 5以降、Android 4.0以降。