富士通株式会社は、株式会社富士通北陸システムズが開発した、PC用日本語入力支援ソフト「Simplewrite」を発売した。価格は5,250円で、企業向けライセンスも用意される。

　日本語入力における操作の短縮や改善を目的としたソフト。入力した文章を品詞ごとに分解し、正しい日本語であることを解析した後、再利用性の高い文章を自動登録。以降は、最初の2文字を入力しただけで、登録された文章が候補として表示される。また、可変項目を含む定型文章を登録し、可変部分の文字だけを自然に入力できるほか、組織での共通文例を登録する機能も搭載する。

　単体の日本語入力ソフトではなく、普段利用しているMicrosoft IMEやATOKなどのアドオンのように動作するため、それらの設定を変更する必要はなく、操作性も変わらない。Simplewriteに文章の登録がない場合は、ATOKなどの通常の変換候補がそのまま表示される。