レノボ・ジャパン株式会社は、独自のAndroidベースのスイッチャブルOS「Instant Media Mode(IMM)」を搭載した13.3型モバイルノート「ThinkPad X1 Hybrid」を3月9日より直販で発売する。
既存のThinkPad X1の筐体をベースに、Qualcomm製のデュアルコアCPUや16GBのストレージ、無線LAN、そしてIMMを集約した独自のMini PCI Expressカードを搭載したモデル。これにより、Windows 7とIMMのリアルタイム切り替えを実現し、IMM利用時ではWindowsの2倍となるバッテリ駆動時間を達成できる。なお具体的な仕組みについては関連記事を参照されたい。
IMMモジュール以外はほぼ既存のThinkPad X1の仕様に準じ、CPUに第2世代Coreプロセッサー、最大8GBまでのメモリ、Intel QM67 Expressチップセット、2.5インチHDDまたはSSD、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Professional(64bit)などを搭載する。
インターフェイスは、USB 3.0、USB 2.0×2、USB 2.0/eSATAコンボポート、Mini DisplayPort、HDMI出力、Gigabit Ethernet、無線LAN、WiMAX(オプション)、Bluetooth 3.0(オプション)などを選択できる。
(2012年 3月 8日)
[Reported by 劉 尭]