イー・アクセス株式会社は8月30日、Android 3.2を搭載したシャープ製タブレット「GALAPAGOS A01SH」をイー・モバイルから発売した。
発売を記念して、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaと、ビックカメラ 有楽町店で、オープニングイベントが開催された。開催順に2つのイベントをレポートする。
●「ネットブック」の再来を思わせるヨドバシカメラヨドバシAkibaでは、開店前の8時40分から入口前のスペースで開催。ヨドバシカメラ取締役副社長の藤沢和則氏、イー・アクセス代表取締役会長の千本倖生氏、シャープ執行役員通信システム事業本部長の大畠昌巳氏の順で挨拶した。
3人とも、A01SHの7型という手軽な大きさ、起動の速さ、女性が持てる軽さを強調していたが、特に千本会長は、ネットブックと比較し、「弊社は、これまでいろいろとモバイルの世界を広げてきた。なかでも、今回と同じような販売形態で、ネットブックを販売したことがある。あれは、大変ご好評をいただいたが、一方で、起動が遅い、重い、操作が分かりにくいというご指摘もいただいた。今回のA01SHは、389gと軽く、バッテリ寿命も約7.5時間と長い。また、OSも最新の3.2だ。ぜひ、シャープさん、ヨドバシさんの協力を得て、アキバから日本全体にタブレット市場を広げていきたい」と語った。
3社の役員が来賓として出席した | ヨドバシカメラ 取締役副社長の藤沢和則氏 | イー・アクセス代表取締役会長の千本倖生氏 |
シャープ執行役員通信システム事業本部長の大畠昌巳氏 | イー・アクセス代表取締役社長のエリック・ガン氏(右から2人目)と、ヨドバシAkibaの松井昭二郎取締役店長(右端)も加わってテープカットを行なった | 「GALAPAGOS A01SH」を持って記念写真 |
次いで、テープカットが行なわれ、店内の売り場が紹介された。専用ブースは入口近くの良い場所に設置されている。ヨドバシAkibaの松井昭二郎取締役店長は、「今回は、GALAPAGOSという名前は同じでも、売り方も変わったし、使い方も書籍/雑誌という読書専用から汎用の製品へと変わった事も大きい。100円からという価格もあって、ネットブックの始まりのときのような手応えを感じている」と語った。
ブース全景。入口付近の良い場所にある | WiFiプランは100円から | A01SH単体では44,800円 |
触れる実機が用意されていた | WiFiプランはPocket WiFiとセットになる | オリジナルGARAPAGOSも、2つのOSが試せる状態で展示されていた |
●ビックカメラは「GARAPAGOSマン」と「GP02マン」が登場
続いて、9時40分から、 ビックカメラ有楽町店でも入口前の特設ブースでオープニングイベントが開始された。
こちらは、ビックカメラ代表取締役社長の宮嶋宏幸氏が真っ先に登壇。A01SHを片手にしたまま「この製品を手にして、日本のタブレット市場は爆発すると予感した。スマートフォンよりも一回り大きく、10インチよりも一回り小さい、片手で持てるこの大きさは日本人にジャストフィットする。また、ネットワークと同時購入であれば100円からという価格は絶対的な魅力だ」と熱く語った。
また、イー・アクセスの千本会長、シャープの大畠本部長も、これを受けて製品の特徴をアピールした。
ビック有楽町店でのイベントの名物と言えば、着ぐるみ。今回は、「GALAPAGOSマン」が、大きな風船の中から登場。しかし、インターネットに接続できなくて困っていると「GP02マン」が、御神輿に乗って登場し、無事にインターネットが使えて元気になるという、寸劇仕立てになっていた。
最後は、イー・アクセス代表取締役社長のエリック・ガン氏も登壇し、4人で無事にくす玉を割って、「GALAPAGOS A01SH」の発売を祝った。
(2011年 8月 30日)
[Reported by 伊達 浩二]