AMD、2011年第2四半期は黒字縮小

7月21日(現地時間) 発表



 米AMDは21日(現地時間)、2011年第2四半期の決算を発表した。

 GAAPに基づく売上高は15億7,000万ドル、営業利益は1億500万ドル、純利益は6,100万ドル、1株あたりの利益は0.08セントとなった。粗利益率は46%。直前期との比較では純利益が大幅に減っている。

 CPUなどのコンピューティングソリューション部門の収入はほぼ横ばいに推移したが、GPUなどのグラフィックスセグメントが直前期比11%減、前年同期比17%減となった。平均売価(ASP)はほぼ変化なかったが、出荷数が減少したことが主な原因としている。

 AMDは第2四半期中にメインストリーム向けFusion APU「AMD A」シリーズを出荷。150のPCシステムなどに採用された。一方グラフィックス部門ではFirePro製品をいくつかリリースしたほか、次世代任天堂ゲーム機「Wii U」での採用が決まっている。

(2011年 7月 22日)

[Reported by 劉 尭]