4月21日(現地時間) 発表
米AMDは21日(現地時間)、2011年度第1四半期(4月2日締め)の決算を発表した。
これによれば、GAAP(米国会計基準)に基づく売上高は16億1,000万ドル、営業利益は5,400万ドル、純利益は5億1,000万ドル、1株あたりの利益は0.68ドル、粗利益率は43%となった。純利益は前年同期の2億5,700万ドルと比較すると大幅に増加した。
部門別に見ると、CPUなどのコンピューティングソリューション部門の売上高は前年比3%増の12億ドル。平均売価(ASP)が低下したが、同四半期中に世界初のAPUをリリースし、多数のシステムに採用され、売上に貢献した。来期にはメインストリーム向けのAPU「Llano」のリリースも控えている。
GPUなどのグラフィックスセグメントは前年同期とほぼ同等の4億1,300万ドル。同四半期中に、世界最速を謳うデュアルGPU搭載のビデオカード「Radeon HD 6990」を発売した。また、Appleの新Macbook ProシリーズにRadeon HD 6490Mと同6750Mが採用された。
(2011年 4月 22日)
[Reported by 劉 尭]