台湾VIA Technologiesは7日(現地時間)、Nano X2を搭載した組み込み向けのMini-ITXマザーボード「EPIA-M900」を出荷したと発表した。

　デュアルコアCPU「Nano X2」を搭載したマザーボードとしては初の製品。1.6GHz駆動のNano X2 Eシリーズを搭載する。ハードウェアベースのAES暗号化セキュリティエンジンや、仮想化機能「VIA VT」をサポートする。

　チップセットにはVIA VX900を採用し、8GBのDDR3メモリをサポートするほか、内蔵ビデオ機能に「ChromotionHD 2.0」を搭載し、VC1/H.264/MPEG-2/WMV9フォーマットの1080pビデオ再生支援に対応する。

　フォームファクタはMini-ITXだが、拡張スロットはPCI Express x16とPCIを1基ずつ備える。バックパネルインターフェイスは、USB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、Gigabit Ethernet、シリアルポート、音声入出力を備える。