インテル、25nmプロセス採用の「SSD 320」を国内でも発売

「SSD 320」

4月12日 発表



 インテル株式会社は12日、25nmプロセスルールによるNANDフラッシュメモリを採用した同社第3世代のSSDとなる「SSD 320」シリーズを発表した。

 米国では3月28日付けで発表された製品。インターフェイスはSATA 3Gbps止まりとなるが、同社製の25nm MLC NANDフラッシュとコントローラを採用し、X25-Mの後継として第3世代と位置付けられる製品。プロセスルールの縮小により、最大容量600GBを実現し、同時に価格も前世代から約30%引き下げた。

 国内での1,000個ロット時のOEM向け価格は、40GBが7,510円、80GBが13,430円、120GBが17,650円、160GBが24,400円、300GBが44,670円、600GBが90,260円。

 各モデルの最大連続読み込み性能と書き込み性能は、順に200MB/sec・45MB/sec、270MB/sec・90MB/sec、270MB/sec・130MB/sec、270MB/sec・165MB/sec、270MB/sec・205MB/sec、270MB/sec・220MB/sec。

 サイズは2.5インチで厚さは容量によって7mmか9.5mm。80GB、160GB、300GBについては、厚さ5mmの1.8インチモデルも用意される。

(2011年 4月 12日)

[Reported by 若杉 紀彦]