NVIDIAの新GPU「GeForce GTX 460」を搭載するビデオカードが7月12日に各社から発売される。
GeForce GTX 460は、336基のSPを搭載するメインストリーム向けのGPU。メモリはGDDR5を搭載し、容量1GB/バス幅256bit、容量768MB/バス幅192bitの2モデルが用意される。詳細は関連記事を参照されたい。
発売されるビデオカードは、補助電源コネクタが6ピン×2、PCとの接続はPCI Express x16(2.0)。
●Galaxy株式会社エムヴィケーは、Galaxy製ビデオカード2製品を発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は768MBモデル「GF PGTX460-OC/768D5 FUJIN 2.0」が22,500円前後、1GBモデル「GF PGTX460-OC/1GD5 FUJIN 2.0」が27,000円前後の見込み。
特徴として独自の取り外し可能な「風神ファン」を搭載。また、クロックもリファレンスより高く、コア700MHz、シェーダクロック1,400MHz、メモリクロック3,696MHzにオーバークロックされている。直接電圧が計測できるチェックポイントがボード上に設置されているほか、Dual BIOSや4+1フェーズパワーサーキットの採用、独自ツール「Xtreme Tuner HD」に対応する。
インターフェイスは共通で、DVI-I×2、mini HDMIを備える。
エムエスアイコンピュータージャパンは、メモリ768MBのオーバークロックモデル「N460GTX Cyclone OC」を7月12日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は21,800円前後の見込み。
コアクロックを725MHzまで向上させ、9cm角ファンと大型ヒートシンクのオリジナルクーラー「Cyclone」を搭載。ソリッドステートチョークコイルや、Hi-c CAPコンデンサ、固体コンデンサなどを採用し、コイル鳴きや液漏れを無くして耐久性を高めた「ミリタリークラス」に準拠する。また、独自ツール「AfterBurner」に対応する。
インターフェイスはDVI-I×2、mini HDMIを備える。
株式会社アスクは、ZOTAC製ビデオカード2製品を発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は768MBモデル「ZT-40401-10P」が22,000円前後、1GBモデル「ZT-40402-10P」が26,000円前後の見込み。
スペックなどはリファレンス通り。1GBモデルのインターフェイスは、DisplayPort、DVI-I×2、mini HDMIを備える。768MBモデルはDVI-I×2、mini HDMI。
ZT-40401-10P | ZT-40402-10P |
●玄人志向
玄人志向は、メモリ768MBモデル「GF-GTX460-E768HD」を7月12日より、メモリ1GBモデル「GF-GTX460-E1GHD」を7月中旬より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は順に、20,500円前後、25,000円前後の見込み。
仕様はリファレンスに準じる。インターフェイスは共通で、DVI-I×2、mini HDMIを備える。
GF-GTX460-E768HD | GF-GTX460-E1GHD |
●エルザジャパン
エルザジャパン株式会社は、768MBモデル「GLADIAC GTX 460 768MB」を7月13日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は26,000円前後の見込み。
仕様はリファレンスに準じる。インターフェイスは共通で、DVI-I×2、mini HDMIを備える。
株式会社リンクスインターナショナルは、EVGA製の768MBモデル「768-P3-1360-KR」を7月17日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。
株式会社シネックスは、1GBモデル「01G-P3-1371」、768MBモデル「768-P3-1360」を7月上旬より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は順に、24,800円前後、22,800円前後の見込み。
仕様はリファレンスに準じる。インターフェイスは共通で、DVI-I×2、mini HDMIを備える。
(2010年 7月 12日)
[Reported by 山田 幸治]