「ThinkCentre M90z」
レノボ・ジャパン株式会社は、企業向けのオールインワンデスクトップPC「ThinkCentre M90z All-In-One」を6月10日より発売する。
Intel Q57 Expressチップセットを採用し、vProに対応する企業向けの液晶一体型PC。2009年11月に発売した19型「ThinkCentre A70z」の上位に位置付けられる。独自のThinkVantageテクノロジーでさまざまな管理機能を利用でき、コスト削減に貢献するとしている。背面はツールレスで開閉でき、メモリやHDDの交換が容易に行なえる。
上位モデルはマルチタッチ対応のタッチパネルに対応。また、M90zを外部ディスプレイとして使える入力機能(アナログ)を備える。
「0870A1J」は、Core i5-650(3.20GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、HDD 320GB、Intel Q57 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応23型タッチパネル液晶、Windows 7 Professionalを搭載。価格は163,800円。
タッチパネルを省き、Windows XP Professionalプリインストール(Windows 7ダウングレード)の「3429A8J」は、155,400円。3429A8JからCPUをvPro非対応のCore i3-530(2.83GHz)に変更した「3429A9J」は147,000円。
インターフェイスはGigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、200万画素Webカメラ、USB 2.0×6、DisplayPort、PS/2×2、シリアルポート、音声入出力などを備える。
本体サイズは560×116×443mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.5kg。
上記のTopSellerモデルはフォトフレームタイプのスタンドだが、エンタープライズモデルでは液晶ディスプレイタイプのスタンドのモデルも用意される。
(2010年 6月 10日)
[Reported by 山田 幸治]