AMDが29日(日本時間)に発表した12/8コアのサーバー向けCPU「Opteron 6100」シリーズの発表を受け、対応マザーボードがSuper MicroとTyanから発表された。
Super Microは、1-wayの「H8SGL-F」/「H8SGL」、2-wayの「H8DGG-QF」/「H8DGT-HF」/「H8DGT-HIBQF」/「H8DGU-F」/「H8DGU」、および4-wayの「H8QG6-F」/「H8QGi-F」/「H8QG6+-F」/「H8QGi+F」の11モデルを発表。
一例として、H8SGL-FとH8SGLは、シングルソケットのATXフォームファクタを採用するのが特徴。メモリはDDR3-1333/1066/800に対応し、Registered ECCでは最大128GB、Unbuffered ECC/non-ECCでは最大32GBまでをサポートする。
拡張スロットはPCI Express x8×2(うち1基はx16形状)、同x4×1、PCI×3。Intel 82547LによるデュアルGigabit Ethernetや、オンボードの「Matrox G200eW」グラフィックス、8ポートのUSB 2.0などを備える。
Tyanは、2-wayの「S8230」/「S8236」/「GT62-B8230-LE」/「TN70-B8236-HE」、および4-wayの「S8812」の5モデルを発表。
一例として「S8230」はExtended ATXフォームファクタを採用し、メモリはDDR3-1333/1066/800に対応し、Registered ECCで最大128GBまでをサポートする。
S8230 | S8236 | S8812 |
拡張スロットは、PCI Express x16×1、同x8×2(うち1基はx16スロットをx8に切り替えて利用)、同x4×1(x8形状)、PCI×2。Intel 82574Lと82576EBによる4ポートのGigabit Ethernetや、グラフィックス統合型管理用チップ「AST2050」、6ポートのUSB 2.0を備える。
(2010年 3月 30日)
[Reported by 劉 尭]