10月15日(現地時間) 発表
米AMDは15日(現地時間)、2009年第3四半期(7~9月期)の決算を発表した。
これによれば、売上高は13億9,600万ドル、純損失は1億2,800万ドル、1株あたりの損失は18セントとなった。直前期(2009年第2四半期)の3億3,000万ドルの純損失や、前年同期の1億3,400万ドルの純損失からは改善した。
部門別の売上高は、CPUなどを含むComputing Solutionsが10億6,900万ドル、GPUなどを含むGraphicsが3億600万ドル。直前期と比較して前者は17%、後者は22%増加した。出荷数が増えたことによる影響が大きい。しかし、金額ベースの前年同期比ではそれぞれ23%、21%減少している。
AMDは第3四半期中に、DirectX 11に対応した初のGPU「Radeon HD 5000」シリーズを出荷。また、HPやASUS、Toshiba、Acerなど70を超える製品がAMDプラットフォームを採用した。
(2009年 10月 16日)
[Reported by 劉 尭]