日立GST、500GBプラッタの家電向け3.5インチHDD

CinemaStar 7K1000.C/5K1000

9月15日 発表



 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は15日、映像機器向けの3.5インチHDD「CinemaStar 7K1000.C」と「同 5K1000」を発表した。第4四半期(10月~12月)より量産出荷を開始する。

 500GBプラッタを採用した家電向けの大容量HDD。ディスク回転速度は7K1000.Cが7,200rpm、5K1000が5,400rpm。容量はそれぞれ160GB/250GB/320GB/500GB/750GB/1TBの6モデルを用意。インターフェイスはSATA 3Gbps。AV用途に適した機能を統合したスムーズストリーム技術を採用する。

 5K1000は、HDDのモーター回転数を最適化する「CoolSpin」技術を搭載。低速回転の制御により、動作時の騒音を24dBまで低減し、アイドル時の消費電力も3.3W以下に抑えたという。動作温度範囲は0~70℃。

 7K1000.Cの騒音(動作時)と消費電力(アイドル時)は。750GB/1TBモデルが25dB、4.4W、500GB以下のモデルが27dB、3.6W。動作温度範囲は0~65℃。

(2009年 9月 15日)

[Reported by 山田 幸治]