株式会社東芝は4日、SDメモリーカード規格Ver. 3.0に準拠した「SDXCメモリーカード」を世界に先駆けて開発、商品化すると発表した。2009年11月にサンプル出荷、2010年春に発売する。
容量はSDメモリーカードとして最大の64GBを実現。SDメモリーカード規格Ver. 3.0のインターフェイス規格であるUHS104に対応し、世界最速の転送速度を謳う。最大書き込み速度は35MB/sec、最大読み込み速度は60MB/sec。
ファイルフォーマットはexFATで、既存のSD/SDHC対応デバイスでは利用できない。CPRMによる著作権保護機能を備える。
重量は24×32×2.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.1g。
また、SDHCカードとして同じく世界最速を実現したという容量16GBと32GBの製品をそれぞれ、2009年12月、2010年1月にサンプル出荷し、2010年春に発売する。書き込み速度は最大35MB/sec、最大読み込み速度は60MB/sec。インターフェイスはUHS104に準拠し、ファイルフォーマットはFAT32。
(2009年 8月 4日)
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