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Intelが5Gモデム搭載ノートPCの実現に向けMediaTekと協業

 米Intelは25日(現地時間)、5G通信機能を備えたノートPCの実現に向け、台湾MediaTekとの協業すると発表した。

 発表によると、IntelはノートPCで使われる5Gソリューションの仕様などを定義。MediaTekはこれに基づいて、5Gモデムの開発および製造を行なう。また、Intelはハードウェアプラットフォームの開発や検証、OSのドライバを含むソフトウェアの統合を行なっていく。

 両社はFibocomとも協業し、5G対応のM.2モジュールを開発していく。5Gを搭載したPCは、2021年始頃の完成を目指す。最初の製品は、Helio M70 5Gモデムをベースとしたものになる。

 Intelのモデム事業はかつてAppleが最大の収入源であったが、2019年4月にAppleとQualcommが特許に関する訴訟で和解し、Intel製モデムが採用されなくなったのをきっかけにスマートフォン向けの5Gモデムビジネスを終息させ、7月にAppleへ売却した。PCやIoT分野における5Gへの投資は続けるとしてきたが、今回の協業の発表で、Intelは事実上モデム自身を開発/製造する能力を失っていることが明らかとなったかたち。